SEを辞めました ーなぜSEを辞めたのか紹介しますー
なぜSEを辞めたのか
タイトル通り、SEを辞めました。 SEを辞めてからしばらく経ちました。このサイトの更新も疎かになってましたね。
SEを辞めただなんて書いたらこのサイトの存在意義がなくなるのではと思ったりしましたが、参考になるかもしれないと思ったので書くことにしました。
では、なぜSEを辞めたか、ということですが、大きく三つあります。
①目標を達成したから
②満足したから
③挑戦したいことを見つけたから
①目標を達成したから
私はSEとして働いて3年目くらいに決めたことがあります。
それは 応用情報技術者試験が受かるまで絶対にSEは辞めない ということです。
私はSEとしてのスキルに自信がありませんでした。
でも転職するとなると、ITを武器にすることしかその時の自分には術がありませんでした。やりたいこともその時はなかったので。
そんな私が持っているITの資格といえば、基本情報技術者試験のみ。
こんな状態で転職しても、「あなた何してたの?」状態だなぁと感じ、せめて応用情報技術者試験までは取得しようと決めました。
そしてこちらの記事「応用情報技術者試験に落ちたら・・・恥ずかしいことではない!次合格するにはどうすればよいか。」にもありますが、無事に4回目の挑戦で合格となり、目標を達成することができました。
②満足したから
応用情報技術者試験に合格するまでSEは辞めない!と決めていた私。
とはいえ、合格したら絶対SEを辞める!と決めていたわけではなく、むしろ合格したらLPIC受けようかなぁとか、ネットワークスペシャリスト受けようかなぁなんて思ってました。
そんな時、仕事では、自分が持っていた仕事を前々から後輩に教え込んでいたのですが、それがようやく終わり、私の仕事を全て後輩が出来るようになったのです。
私もチーム内で新しい仕事を見つけて取り組もうと思っていたのですが、たまたまちょうどいい仕事がなく、暇な時間が出来、お勉強したりしていました。
そしてちょうどそんな時に、なかなか新人が入らないうちのチームに新人さんが入ってきたのです。
あれ?これ世代交代してもいんじゃない?というかこれがタイミングってやつ?そもそもなんか全てやり切った感があるし!
と思ったのです。
なんか、SEとして、自分ができる限界はココだったんじゃないか、と思ったんですね。
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③挑戦したいことを見つけたから
そしてそして、そんなタイミングと共に、やってみたいことも見つけていました。
仕事をこなす中で、ある仕事をすることが自分の楽しみになっていました。
それは「話す仕事」です。
セミナーや研修会などで人前で話す仕事が大好きでした。
ラッキーなことにそういうことが苦手な先輩が多かったので、そういう仕事は私に回して貰っていました。
話す仕事をする中で、自分の人生を振り返ってみると、人生のどんな段階においても発表することが好きだったなぁと気づいたのです。
だったら、話す能力をもっと伸ばしたい。
でも今の仕事は話す仕事が沢山あるわけではない。
だから少なくとも今の部署からは離れないといけないと思ったのです。
SEを辞めた後の仕事
そんな3つの理由から、SEを辞めました。
SEを辞めることにおいて、会社そのものを辞めることを考えましたが、その時携わっていた業界・業種は嫌いではなかったので、会社を辞めるのはまだ早いのかなぁと思いました。
そこで、今まで培った経験も活かせてもう少し人と関われる部署に異動願いを出し、無事に異動させていただきました。
もし異動できなかったら会社は辞めるつもりでした。
こんなにすんなり異動出来ると思ってなかったので、これが自分の運命だったのではと思ってるくらいです。
SEを辞めて異動した感想としては、「異動して良かった!」です。
SEの仕事よりは自分がやりたかったことをやれているし、ITが分からなくて苦労して辛いと思っていた時よりはまだ仕事内容が分かるのですごくやりやすいです。(もちろん一からなので分からないことも沢山あります。)
SEの仕事を自分がやれるところまではやりきった!という気持ちがあるので、清々しいですね。
今後どうする
無事異動出来たわけですが、それでもやりたいことに少し近づいただけで、もっとガッツリやりたいなぁという野望はあります。
なので、しばらくはここで働きますが将来的にはどうかなぁといったところです。
ただ今の部署ではやりきった感がもちろんまだないので、それが得られるまでは辞めないかもなぁといった感じですね。
SEを辞めたいと思っている人の参考にはならないかもしれませんが、実際にSEを辞めた例として書かせていただきました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
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システムエンジニア志望のエントリーシート(ES)はどんなパターンが多い?文系から目指すときの注意点は?
システムエンジニアのエントリーシートとは?
就活する人が避けては通れないのがエントリーシートです。
どこかの企業に入社したい!という人は必ずエントリーシート、もしくは履歴書を書かなければなりません。
喋ることが得意な人は、逆にエントリーシートが苦手、という人が多いのではないでしょうか。
私も話す方が好きだったので、面接は苦手意識がありませんでした。
が、エントリーシートはとにかく苦手でした。
このエントリーシート、文系に人気の”あの”業界では、特色のあるエントリーシートだった印象があります。
それは食品メーカー。
食品系は自由記述の場合が多く、絵や写真を使って自分の学生時代に頑張ったことを書かなければならなかったりします。
それ以外の金融系、IT系などは普通に文章で書くことを求められていました。
私はとにかくこの自由記述が大っ嫌いで、自由記述のエントリーシートを要求する企業は受けないようにしていたくらいでした・・・
なぜこのような自由記述のエントリーシートが求められるのか。
学生であった当時は考えたことがありませんでしたが、社会人として働いた今なら少し思うところがあります。
食品メーカーは主にBtoCで、常に消費者の興味関心を惹きつけなければならない企業です。
だからこそ、興味を惹きつけるセンスというかコツをエントリーシートから感じ取っているのかなぁと思います。
それは企画部だけではなく、営業だってそうです。
自分を商品に見立ててどう売り込んでいくのか、というのを見た目的に分かりやすく見せることができるセンスを見ているのかなぁと。
そう考えれば、結構振り切って思ったようにエントリーシートを書くチャレンジをしてみても良かったなぁなんて後悔したりしてます。
文系がシステムエンジニアのエントリーシートを書く時の注意点
そんな自由記述とは違い、IT系は基本は文章スタイルのエントリーシートが多いです。
質問も至ってシンプルなものが多く、「学生時代に頑張ったこと」「自己PR/強み弱み」「志望動機」など使いまわしができそうなものが多いです。
たまにちょっと変わった質問もあるにはありますが、突拍子もないような質問は少ないです。
なぜシンプルな質問が多いか、については後述します。
文章での回答だからといって、
「文系だし作文は得意!思うままに書いてみよう」
はNGです!
とくに文系からシステムエンジニアを目指す際のエントリーシートは注意が必要です。
システムエンジニアのエントリーシートでは、”ある能力”が見定められています。
それは”論理的思考力”です。
先ほど、IT系はシンプルな質問が多い、と言いましたが、ここに繋がってきます。
システムエンジニアのエントリーシートでは、「面白く、人を惹きつける文章」よりかは、「明確で分かりやすく、説得力のある論理的な文章」が書かれているかが求められています。
論理的な文章を書いてもらうために、わざわざ変わった質問をする必要はありません。
質問も分かりやすく、そしてその答えとなる文章も分かりやすくあれば良いのです。
と言っても、全く面白くなくて良いというわけでもないので(その加減が難しいのですが・・・)、ある程度インパクトのある内容である必要はあります。
文系の人の中には、とにかくダラダラ話す人が多く、要点がまとまっていないことがあります。
そのような話し方をそのまま文章に反映させると、論理的でない文章になります。
そのため、ロジカルシンキングの本を読んで勉強しながらエントリーシートを書くことをお勧めします。
(私もそうしました。)
そして、書いたエントリーシートは必ず人に、できるだけ多くの人に見てもらいましょう。
すでに内定をもらっている先輩や、お父さんお母さんなど、誰がどんな立場の人が読んでも分かる文章を心掛けましょう。
そしてもう一つ、志望動機を書く際も、文系からシステムエンジニアを目指す場合は考えて記入しなければなりません。
なぜシステムエンジニアになろうと思ったのか、という根拠をエントリーシートに書き、面接ではその根拠を3個くらい言えるといいでしょう。
と、ここまでエントリーシートの書き方について触れてきましたが、実際どう書けばいいか分からなかったりしますよね。
そんな時はこちらを利用してみてください。
↓就活ノート↓
このサイトでは、1000社を超える企業の通過エントリーシートの実例を見ることができます。
実際に通過したエントリーシートを参考にすることができるので、どう書けばエントリーシートが通過するかというポイントを見ることができます。
そしてさらに、先輩がまとめたリアルな選考情報も見ることができます。
「就活について相談できる先輩がいない」「就活情報をなかなか入手できない」といった場合にはこのサイトを活用してみてください。
エントリーシートのコツをつかんで通過しよう!
エントリーシートは書くことに時間もかかるし、考える時間も必要なので憂鬱になることもあります。
しかもある企業は、エントリーシートと履歴書の両方を求められることもあったりします。
エントリーシートと履歴書の内容を変えるべきだろうか・・・と悩むこともしばしばありました。
かなり時間が割かれる工程ではありますが、避けては通れない道・・・
サイトなども活用しながら、効率よくエントリーシートを作成していきましょう!
ちなみに余談ではありますが、もし履歴書の提出を求められたら、頑張って全て埋めるようにしてくださいね。
私は採用側も1回だけ経験がありますが、面接という短い時間の中で学生さんのことをたくさん知りたいと思っているので、少しでも手掛かりが欲しいんです。
だから、履歴書の趣味の欄だってしっかり埋めてください。
書いても全く触れられないかもしれないけど、その趣味の欄から質問が広がることもあるので、できるだけ埋めて欲しいなぁと思います。
もしあなたと、ほぼ同スペックの学生さんが最終まで残って、どちらかしか採用できないとなった時に、履歴書を全部埋めていないというだけでもう一人の方を採用することも無きにしも非ずなんです。
面接官だって本当は落としたくないから、落としてもいい理由を探しちゃうんです。
私が面接した際も、履歴書を全て埋めていない学生さんがいらっしゃいまして、少し寂しく思ってしまいました。
「自分のことを知ってほしい」という気持ちが他の学生さんより少ないのかなとか余計な事考えちゃいますので、極力埋めるのがベストです!
↓就活ノート↓
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社会で突きつけられる「男女差」の意識
「男女差」を意識しなかった学生時代
システムエンジニアはまだまだ男性の方が多いため、女性のシステムエンジニアは必然的に男性に囲まれて仕事をすることになります。
女性よりも男性の人数が多い職場の場合に共通するのですが、私は入社してある状況に驚いたことがあります。
それは、「仕事において女性として意識される」ということです。
そもそも入社するまで、つまり長い学生生活の中で、男性と女性に差があること、違いがあること(ここからは「男女差」とします)を強く意識する瞬間というのはそれほど多くなかったのではないでしょうか。
もちろん、恋愛だとか、体育で力の差があるだとか、そういう瞬間では男女差というものは意識されます。
しかし学生の本分と言えば勉強であり、その勉強の際に男女差を強く意識することはあまりありません。
他にも、文化祭や合唱コンクールなどのイベント・行事では、「男なんだから」「女なんだから」といったことはなく、みんなで力を合わせて乗り越えていこうと頑張ります。
男性だろうが女性だろうが関係なく、お互いを高め合おうという意識をみんな持っているのです。
入社した途端に突きつけられる「男女差」の意識
ところが、そんな対等な関係への意識は入社した途端に一気に崩れます。男性側から「男女差」の意識を突きつけられるのです。
同期と一緒に研修を受けると、“女性“扱いを受けます。こちらは相手が男性女性関係なく接しているのに、男性の同期は“女の子だもんね“という謎の雰囲気を醸し出してきます。
上司には“女の子なんだから早く帰りな“と言われることさえあります。
確かに女性は夜道が危ないです。でもそれで残業が免除されるのはなんだか納得いきません。それに、男性だって早く帰るべきなのです。
そして物事をハッキリ言う女性、仕事が出来る女性には、「女なのに」「女のくせに」というフレーズを必ず頭に付けてきます。
ハッキリ言う男性は尊敬されても、女性は敬遠されます。男性から距離を置かれるのです。
今でも飲み会に行けば、必ず女性がお酒をつがなければならない場合があるとも聞きます。
びっくりするくらい、仕事では“女性“でいなければならないんです。
もちろん男性の全てが「男女差」の意識を持っているとは言いません。
しかし、システムエンジニアのように男性の多い職場では今でもそのような「男女差」意識を持っている人はいます。
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「男女差」意識が強い中で働くには
女性だって、入社したからには仕事を頑張ろうというつもりで入社しています。
必ずしも女性全員がバリバリ働きたいわけではありません。しかし仕事を頑張りたいと思っている女性にとって、不平等とも感じられる「男女差」は、仕事への意欲を妨げます。
女性だから仕事を任せてもらえない、同僚の風当たりが冷たい、別に同僚と戦いたい訳じゃないのに、とどんどんネガティブな思考へ進んでしまいます。
特にシステムエンジニアのように男性が多い職業は、滅多にいない女性システムエンジニアと言うこともあって、仕事仲間というより女の子扱いされることも多いです。
ちやほやされて楽しいこともあるでしょうが、仕事仲間として肩を並べられないことで寂しく辛く感じることもあります。
しかし、相手の「男女差」意識は簡単には変えられません。
そういう場合はどうするのか。
あえて“女性“を活かすしかありません。
“女性として応援してもらう/サポートしてもらう“ようにするのが一番良いと私は思っています。
男性と同じ土俵に立とうとするから、冷たくされたり「女のくせに」と言われたりします。
“男性のあなたとは立場が違うんですよ“と言う態度をあえてとります。
もし自分が一番年下なら、妹キャラのように振る舞って先輩から“応援“してもらいます。
“一生懸命頑張ってて可愛いやつだ。こいつは何とか成長させてやりたいな。“と思ってもらうのです。
もし部下の方が多いなら、ちょっと抜けてる姉御キャラくらいがいいと思っています。
“基本的には完璧な先輩だけど、たまにおっちょこちょいで抜けているところがあるよな。抜けてるところは俺がカバーしよう。“と思ってもらうのです。
男性は自分が頼られたいと思っていますから、自分に入り込む隙があれば、敵認識されずに、良好に仕事が出来るでしょう。
と、ここまでは建前で・・・
本音を言うと、こんなことを考えなきゃいけないこと自体がバカバカしいと思っています。
わざわざそこまで立場を考えて仕事しないと良好な関係が築けないというのは、なんとつまらないことか、というのが個人的な意見ではありますね。
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【効率的に就活】合同説明会に行く時間がないなら「ねっとで合説」
合同説明会に行く時間がない!
今回は、たまたまお役に立ちそうなサイトを見つけましたのでご紹介します!
就職活動中って、色んなところに説明会に行ったりするので、スケジューリングが大変ですよね。
私も、合同説明会や企業の説明会に行きたくても、他の企業の説明会とバッティングしたりして、なかなか全て行くということができませんでした。
しかも、行ってみたらいまいちだった、ということも少なくありません。だったらもう一つのバッティングした方に行けば良かったー!なんて思ったりもしました。
もっと効率的に色んな企業を見たいなぁとよく思ったものです。
そんな不満を解消してくれるサイトを最近発見しました。
各企業の特色を動画にアップ!「ねっとで合説」
そのサイトとはねっとで合説というサイトです。
↓↓ねっとで合説↓↓
このサイトでは、各企業の特色について3分ほどの動画をアップしています。
各企業の特色を見ることができ、働いている人の雰囲気も掴めるというところもポイントです。
このサイトを利用すれば、24時間いつでも好きな時に合同説明会に参加することができます。
もちろんIT系の企業もあります。幅広い業種の企業が動画をアップしています。
有名な企業だと、「株式会社サイバーエージェント」も動画をアップしているので、気になる人はぜひ見てみてください!
忙しくてなかなか合同説明会に行けない!という人にはとってもおススメなサイトですので、覗いてみてくださいね!
↓↓ねっとで合説↓↓
新人の文系システムエンジニアを育成するために大事なこと。後輩に入ってきたら?
理系システムエンジニアと文系システムエンジニアでは育成方法が違う
毎年新入社員が入社して、誰かが必ず任される新人教育。
早いところでは入社と同時に新人が配属され、約9ヶ月が経ちました。
新人の育成に頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか?
自分が頑張っても新人のやる気が出ない、もしくはやる気はあっても新人に与えてあげられる仕事がなく、新人が不満を抱いている・・・
うまくいかない要因は様々です。
そんな難しい新人教育ですが、「新人の育成方法はどの新人でも一緒です!」という人はいないでしょう。ある程度、新人の個性に合わせて育成します。とはいえ、育成方法には共通している部分があるものです。
一番分けやすい分類が、理系出身か文系出身かということです。理系と文系ではITの基礎知識に違いがありますよね。
「だから知識を与える量を変えよう」ということではありません。
新人のうちは言われたことだけをやってもいいが、教わるのが当然だと思わないこと
新人は分からないことだらけ
良い大学を出て、自分ならバリバリ仕事が出来るはず!と思って入社したら全然仕事が出来なかった
なんてギャップを感じたことのある人は少なくないはず。
そう、最初はみんな何も分からないのです。
「最近の新人は言われたことしか出来ない」
「自分から率先して仕事をする新人が少ない」
なんて声も聞きますが、新人ですもん、何も分からないのに率先して何をやるのでしょう?
検索能力が低いSEは絶対どこかでつまづく
できるSEは検索が上手い
この人仕事できるな~というSEは、検索する能力が高いです。
SEの仕事の中には、最新技術をキャッチしないと解決しない仕事があったりします。
例えば、最新技術を自分たちのシステムに組み込んだらどうなるのか検証することがあります。
検証すると言うことは、情報をキャッチするだけではなく、その最新技術の仕様をある程度理解しなければ解決できません。
でも、最新技術ということは、情報源も少なかったりします。そんな少ない情報をいかに効率良くかき集め、必要な情報を取捨選択し、仕様を理解できるかは検索能力が高くないと解決できないのです。