文系出身SEのくねくね道

文系SEのアラサーが、文系SEの視点からSE職について綴っていきます。就活、転職、SEの恋愛事情など発信中!

システムエンジニア志望のエントリーシート(ES)はどんなパターンが多い?文系から目指すときの注意点は?

システムエンジニアエントリーシートとは?

就活する人が避けては通れないのがエントリーシートです。
どこかの企業に入社したい!という人は必ずエントリーシート、もしくは履歴書を書かなければなりません。

喋ることが得意な人は、逆にエントリーシートが苦手、という人が多いのではないでしょうか。
私も話す方が好きだったので、面接は苦手意識がありませんでした。
が、エントリーシートはとにかく苦手でした。

このエントリーシート、文系に人気の”あの”業界では、特色のあるエントリーシートだった印象があります。

それは食品メーカー
食品系は自由記述の場合が多く、絵や写真を使って自分の学生時代に頑張ったことを書かなければならなかったりします。
それ以外の金融系、IT系などは普通に文章で書くことを求められていました。

私はとにかくこの自由記述が大っ嫌いで、自由記述のエントリーシートを要求する企業は受けないようにしていたくらいでした・・・

なぜこのような自由記述のエントリーシートが求められるのか。
学生であった当時は考えたことがありませんでしたが、社会人として働いた今なら少し思うところがあります。

食品メーカーは主にBtoCで、常に消費者の興味関心を惹きつけなければならない企業です。
だからこそ、興味を惹きつけるセンスというかコツをエントリーシートから感じ取っているのかなぁと思います。

それは企画部だけではなく、営業だってそうです。
自分を商品に見立ててどう売り込んでいくのか、というのを見た目的に分かりやすく見せることができるセンスを見ているのかなぁと。

そう考えれば、結構振り切って思ったようにエントリーシートを書くチャレンジをしてみても良かったなぁなんて後悔したりしてます。

文系がシステムエンジニアエントリーシートを書く時の注意点

そんな自由記述とは違い、IT系は基本は文章スタイルのエントリーシートが多いです。

質問も至ってシンプルなものが多く、「学生時代に頑張ったこと」「自己PR/強み弱み」「志望動機」など使いまわしができそうなものが多いです。
たまにちょっと変わった質問もあるにはありますが、突拍子もないような質問は少ないです。

なぜシンプルな質問が多いか、については後述します。

文章での回答だからといって、

「文系だし作文は得意!思うままに書いてみよう」

はNGです!

とくに文系からシステムエンジニアを目指す際のエントリーシートは注意が必要です。
システムエンジニアエントリーシートでは、”ある能力”が見定められています。

それは”論理的思考力”です。

先ほど、IT系はシンプルな質問が多い、と言いましたが、ここに繋がってきます。

システムエンジニアエントリーシートでは、「面白く、人を惹きつける文章」よりかは、「明確で分かりやすく、説得力のある論理的な文章」が書かれているかが求められています。

論理的な文章を書いてもらうために、わざわざ変わった質問をする必要はありません。
質問も分かりやすく、そしてその答えとなる文章も分かりやすくあれば良いのです。

と言っても、全く面白くなくて良いというわけでもないので(その加減が難しいのですが・・・)、ある程度インパクトのある内容である必要はあります。

文系の人の中には、とにかくダラダラ話す人が多く、要点がまとまっていないことがあります。
そのような話し方をそのまま文章に反映させると、論理的でない文章になります。

そのため、ロジカルシンキングの本を読んで勉強しながらエントリーシートを書くことをお勧めします。
(私もそうしました。)
そして、書いたエントリーシートは必ず人に、できるだけ多くの人に見てもらいましょう。
すでに内定をもらっている先輩や、お父さんお母さんなど、誰がどんな立場の人が読んでも分かる文章を心掛けましょう。

そしてもう一つ、志望動機を書く際も、文系からシステムエンジニアを目指す場合は考えて記入しなければなりません。

なぜシステムエンジニアになろうと思ったのか、という根拠をエントリーシートに書き、面接ではその根拠を3個くらい言えるといいでしょう。


と、ここまでエントリーシートの書き方について触れてきましたが、実際どう書けばいいか分からなかったりしますよね。
そんな時はこちらを利用してみてください。
就活ノート


このサイトでは、1000社を超える企業の通過エントリーシートの実例を見ることができます。
実際に通過したエントリーシートを参考にすることができるので、どう書けばエントリーシートが通過するかというポイントを見ることができます。

そしてさらに、先輩がまとめたリアルな選考情報も見ることができます。
「就活について相談できる先輩がいない」「就活情報をなかなか入手できない」といった場合にはこのサイトを活用してみてください。

エントリーシートのコツをつかんで通過しよう!

エントリーシートは書くことに時間もかかるし、考える時間も必要なので憂鬱になることもあります。

しかもある企業は、エントリーシートと履歴書の両方を求められることもあったりします。
エントリーシートと履歴書の内容を変えるべきだろうか・・・と悩むこともしばしばありました。

かなり時間が割かれる工程ではありますが、避けては通れない道・・・

サイトなども活用しながら、効率よくエントリーシートを作成していきましょう!

ちなみに余談ではありますが、もし履歴書の提出を求められたら、頑張って全て埋めるようにしてくださいね。
私は採用側も1回だけ経験がありますが、面接という短い時間の中で学生さんのことをたくさん知りたいと思っているので、少しでも手掛かりが欲しいんです。

だから、履歴書の趣味の欄だってしっかり埋めてください。

書いても全く触れられないかもしれないけど、その趣味の欄から質問が広がることもあるので、できるだけ埋めて欲しいなぁと思います。

もしあなたと、ほぼ同スペックの学生さんが最終まで残って、どちらかしか採用できないとなった時に、履歴書を全部埋めていないというだけでもう一人の方を採用することも無きにしも非ずなんです。
面接官だって本当は落としたくないから、落としてもいい理由を探しちゃうんです。

私が面接した際も、履歴書を全て埋めていない学生さんがいらっしゃいまして、少し寂しく思ってしまいました。
「自分のことを知ってほしい」という気持ちが他の学生さんより少ないのかなとか余計な事考えちゃいますので、極力埋めるのがベストです!

就活ノート


スポンサーリンク