“営業職が向いてないからSE“安易に目指すのは危険
システムエンジニア(SE)だってお客様とやり取りする
営業できるほど対人関係が得意じゃないから、技術職っぽいしSE目指してみようかな
と思ったことはありませんか?
確かにシステムエンジニアは社内でずーっとプログラミングしていて、あまり人と話さないイメージはあるかもしれません。
もしくは、プログラミングはしてないけど、とにかくなんか技術的なことしてんじゃないの?ってくらいの印象なのかもしれませんね。
SEはほとんど社内作業でお客様とも会わずにほぼ社内にいるというのは、半分当たっていて、半分間違いです。
SEとしての仕事内容はとても幅広いです。
SEと一口に言っても、社内でずっとごりごりプログラムを書いている人もいれば、お客様先でお客様の要望をあれこれ聞く人もいます。
「自分で開発したいのか、プロジェクトを管理する人になりたいのかは決めておこうねっていう話」という記事でも書いていますが、ずっとプログラムを書く、開発SEとして入社するのであれば、確かに会話するのは社内の人が多いです。
お客様とやり取りすることはほとんどありません。
もしあなたが、お客様とのやり取りを避けたいから開発SEになる!と決心しているならそれは良いでしょう。
ですが、もし「なんとなくSE」というのであれば危険です。
プロジェクトを管理する側のSEには、お客様と交渉したり要望を聞くような仕事も多いからです。
大きめな企業だと様々な部署があるために、入社して配属されるまで、開発SEになるのかプロジェクトを管理するSEになるのか分からない場合もあります。
お客様とやり取りしたくないからSEになったのに、お客様とみっちりやり取りすることになってしまった、という可能性は大いにあります。
営業職が嫌な理由は何ですか?
そもそも、なぜ営業職が向いてないと思っているのでしょうか?
単に対人関係が苦手なんでしょうか?
でもどんな仕事においても人と関わることはほぼ必須です。
開発SEだってお客様とは関わらなくても、社内の人同士の打ち合わせや交渉はあります。
企業に入社するのであれば、人間関係は避けては通れません。
営業といえば飛び込み営業のイメージがあるのでしょうか?
飛び込みをしなければならない仕事もあれば、昔からやり取りをしているお客様と継続する仕事もあります。
企業によるでしょうが、必ずしも飛び込みをするわけではありません。
もしくは、自分は控えめで元気なタイプではない、と思っているのでしょうか?
全ての営業が元気いっぱいなわけではありません。
控えめな営業の方が話しやすいというお客様もいます。控えめだから営業できないというのは思い込みです。
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自分の適性を考えて
「営業職が向いてない」と決めつけ、SEを目指すのは安易です。
営業が向いていないか、SEが向いているのか、ちゃんと考えてください。
まずは営業やSEがどんな仕事なのか、きちんと調べてください。
会社説明会に行くのでも良いし、OBOGに話を聞くのでも良いです。
つてがない場合はOBOGを紹介してもらえるサイトもあるのでぜひ活用してみましょう。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
そして自分の特性がどういうものなのか、ちゃんと自分と向き合ってください。
どういう仕事、企業が合うか、何となくではなく自分の今までの行動から考えてみてください。
もし自分だけで限界があるようであれば、無料で診断できるサイトがあるので頼ってみるといいと思います。
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