文系出身SEのくねくね道

文系SEのアラサーが、文系SEの視点からSE職について綴っていきます。就活、転職、SEの恋愛事情など発信中!

検索能力が低いSEは絶対どこかでつまづく

できるSEは検索が上手い

この人仕事できるな~というSEは、検索する能力が高いです。

SEの仕事の中には、最新技術をキャッチしないと解決しない仕事があったりします。
例えば、最新技術を自分たちのシステムに組み込んだらどうなるのか検証することがあります。

検証すると言うことは、情報をキャッチするだけではなく、その最新技術の仕様をある程度理解しなければ解決できません。

でも、最新技術ということは、情報源も少なかったりします。そんな少ない情報をいかに効率良くかき集め、必要な情報を取捨選択し、仕様を理解できるかは検索能力が高くないと解決できないのです。
「情報をかき集めて、取捨選択する」と言う部分の能力をどれだけ高められるかがポイントです。

検索能力が高い人というのは、日頃から何でも検索する姿勢が身についています。
分からないことがあったらまずはGoogleに聞く、理解できるまでとことん調べる、という姿勢です。

最新技術の情報は本の情報よりもネットの方が早く見ることが出来ますし、多くの人が情報を載せてくれています。
正しい情報でないものもたくさんありますので、その情報の取捨選択能力も必要になります。

文系SEは“学ぶ“姿勢が多い

文系からSEになった人を見ていると、“学ぶ“姿勢の人が多いです。

“SEという仕事を学ぼう“とするのです。

教科書や手本がどこかにあって、まずはそこから学ぼうとするのです。

分からないことがあってもとりあえずそっとしておく。今は全く分からないから、色々情報を詰め込んでから学んだ方が効率が良いだろうと思ってすぐには調べないです。

だからそういう人は、SEとして仕事をするにはまずは基礎知識だ!といって、仕事で分からないことがあってもそっとしておき、基本情報技術者試験を徹底的に勉強します。

この方法でも間違いではないと思うのですが、勉強するだけではなく、“仕事で分からないことがあったら調べる“という癖は絶対につけたほうがいいです。今は分からなくても、です。

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前章でも書きましたが、SEの仕事は、最新技術を追い求める仕事です。

最新技術でなくても、チームの誰も使ったことがないツールをシステムに組み込むために、ツールの仕様を調べるという仕事などもあります。

誰も分からないから責任を持って調べないといけないのです。調べた中から正しい情報を抽出してメンバーで共有しなければなりません。

だから、例え分からないことが最新技術に関することでなかったとしても、調べるという癖をつけるために、そして情報を取捨選択するという力をつけるために調べる癖は必要なのです。

文系のSEと話していると、自分から積極的に調べる人が少ないです。
中にはネットの情報を信用できないと言って、文献しか信用しないとか言い出す人もいます。

大学での論文作成を考えると、引用文献としてネットの情報を使うのは確かにタブーです。

でも同じような考えでSEとして仕事をしたら、どこかで絶対に躓きます。
ネットの情報を正しく調べることが出来ないからです。仕事にならないのです。

検索能力を高めるには

ここまで書いてきたものの、実は私は検索能力が低いです。
このことに気づいた社会人2年目から頑張ってきましたが、元から調べる癖がついている人には追いつきません。

なので、もし検索能力が低い気づいているならすぐにでも調べる癖をつけてください。

調べることはなんでもいいのです。

日常生活のことでも、仕事のちょっとした単語でも。

調べて納得できないとモヤッとするというところまでいけば、調べる癖がついてきている証拠です。
私はこれを繰り返し、文系の友達にも、すぐ調べる子として認定されたくらいです。

少なくとも入社当初よりは調べる仕事に嫌悪感なく出来るようになりました。

文系出身は仕事に対する考え方を変えないと後々困ることになります。検索能力を高める努力をしていきましょう。

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