文系出身SEのくねくね道

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ITパスポートは役に立つのか?文系はまずITパスポートから取得しよう!

文系からSEを目指すかどうかを判断するには

SEになるために就職活動で準備すること」では、もし文系からSEになることを考えているのであれば、基本情報技術者試験の問題を読んでみてくださいという内容のことを書きました。
実際私も、ある面接官から言われて面接の帰りにそのまま本屋に向かって立ち読みしてみました。
本に書かれている内容に興味があれば、もしくは、勉強すればなんとかなるだろうと思えるのであれば、文系だとしてもSEとしてやっていけるだろうとのことらしいです。

この判断方法は、今でも間違ってなかったと思います。

基本情報技術者試験の問題集を読んで、怖じ気づいたり不安になったりするようであれば、文系からSEになるのは辞めた方がいいかもしれないです。

基本情報技術者試験で出る内容は、必ずしも仕事で関わるわけではありません。

ですが、基本情報技術者試験に出てくる内容は、最低限、知識として必要なことが多いです(中には、これいる?と今でも思う項目もありますが)。

そのため、基本情報技術者試験で怖じ気づいていると、仕事で周りについていけないと思います。

ただ、入社してから約6年経って思うことがあります。

それは、

基本情報技術者試験から勉強するのではなく、まずはITパスポートから勉強しても良かったな

ということです。

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IT業界への登竜門「ITパスポート」

私は入社後、右も左も分からないうちから基本情報技術者試験の勉強を始めました。が、基礎知識が身についていなかったので、用語の説明文・問題の意味が全く分かりませんでした。

基本情報技術者試験も1回落ちています。

IT情報にも疎かったので、出てくる用語の理解にまず苦労しました。


「入社後に研修があるから大丈夫だ~」と、内定をいただいてからほとんど何もしませんでした。

でも研修で必ずしも全てを吸収できるとは限りません。文系からSEを目指すなら、少しでもいいので勉強は始めておいた方がいいです。

そこでオススメなのが「ITパスポート」です。

ITパスポートはITの基礎の基礎を学ぶことが出来る資格なんです。社会人に必要なITを正しく理解し、積極的に活用する知識を得ることができます。

IT企業の営業として働く場合、せめてITパスポートは勉強するように言っている企業もあります。

ITに詳しくない人はまずITパスポートから肩慣らししてから、基本情報技術者試験を勉強した方がスムーズに勉強できるでしょう。

全国各地、各試験場で毎月試験が開催されているようです。わりと好きなときに受けることができるのが、ITパスポートの良いところ。

ちなみにITパスポートは経済産業省が認定する、国家資格なんです。国が認める資格なら俄然やる気が出ますよね!

そこで、ITパスポートを勉強するのにオススメなのが栢木先生の参考書です。

イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生のITパスポート教室(平成29年度) [ 栢木厚 ]

私は、基本情報技術者試験を栢木先生の本で勉強しましたが、初心者にとてもわかりやすく解説してくれています。栢木先生がいなかったら基本情報技術者試験は受からなかっただろうなと思えるくらい・・・

まさに文系からSEを目指す人には持ってこいの参考書です。ITについてこれから詳しくなりたい!という人は、問題が少なくても、説明が分かりやすくて丁寧な参考書を選ぶ方がいいですよね。

ITパスポートは役に立つの?

じゃあそんな国家資格のITパスポートは役に立つのか?
というと、日常生活のITに関することをしっかり学べる程度だと思います。

ITをまーったく知らなかった人が勉強するのであれば、間違いなく役に立ちます。

でも、それでSEの仕事をしようとするとまだまだまだまだ足りない。だからSEは勉強する人が多いですし、色んなITの資格を持っているSEは多いです。

ITパスポートをとったから安心、というわけではありませんが、ITについて何も知らない人にとっては登竜門的存在ですね。

もし文系からSEになりたい、すでになることが決まっている人にとっては腕試し的に、そして今後のSE生活に向けて、ITパスポートを受けてみるといいでしょう!

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